2017年2月10日金曜日

「はたちのはなし」誰かの話を劇にする編[1日目]

「はたちのはなし」誰かの話を劇にする編
2017年2月10日(金)11日(土・祝)12日(日)
遊び案内人:柏木陽(NPO法人演劇百貨店代表/演劇家)

毎年1月、年始は成人式で大賑わい。
茅野に生まれて10年+1歳の市民館は、
20年目に向かう「成人計画」の真っ最中。
そこで「はたち(20歳)」を題材に、
このまちの小さなものがたりを
つくろうと思います。
今の、かつての、これからの「はたちのはなし」。
いろいろな人と出会って話したり、話を聞いて、
その聞き書きを劇にして発表する
演劇ワークショップです。

1/7~9の「誰かの話を聞いてくる編」に引き続き、2/10~12は「誰かの話を劇にする編」。前回「次まで、こんな人に話を聞いてみようという当たりをつけてきてください。実際に聞いてきてもいいです。どんな年齢層でも◎。その人が喋っている口調の〈聞き書き〉をやってみてください」というお題が出ていました。

[1日目]
①前回とった成人アンケートを劇にする。 ②話を聞いたことをそのまんま書きとって読んでみる「聞き書き」を劇にする。 この2つをやろうと思います。どちらからやってみますか? 身の回りの人に聞き書きしてきたという人もちらほら。「では、まずここにいる人たち同士で聞き書きをやってみましょうか。」

「ふだん話を聞いているとき、要点をかいつまんで聞いている。自分で編集してます。でも、それではその人となりが分からない。要約ではなく、話し方も含めて、その人となりが感じられるような。ふたり一組になり、スピーカーとライターに分かれて、まずはおしゃべり。「今まで食べたもので一番おいしくなかったもの」。

柏木さん「演劇やってるんです、これ。例えば、さよさんがごみさんをやってる。さよさんの話しぶりでごみさんのことがわかってくる。その人物が透けてみえてくる。」

今度は4人組になり、1人がスピーカー、3人がライターになり、「はたちのことについて」。

自分の20歳のころ、今の20歳をみて思ったこと、20歳について思うこと、なんでも良いです。

3人それぞれ発表。「違いが面白くないですか?話している話は1つ、でも3つ違って聞こえる、見える」「きっと他もそうなんじゃないか。複数の聞き手がいると違ういろんな事実がみえてくる?」

複数で聞き取り読むと面白い。この差も見せれるといいなー、と思う。「そんな風に聞くのかー」とか「あれ、さっきのとちょっと違くね?」とか。差分で見えてくること、謎が深まること。

では、興味のある人、ターゲットを決めて聞いてきてください。覚えていることを書き出す、で構いません。10〜15分くらいで良いかと思います。
明日は、アンケートを劇にするのをやりたいです。「どうやったら場面になるかな?」というところ。

2/26には発表会をします。アンケート結果は会場に貼り出すけど、貼っただけではあんまり見ない。だから、そこでやってみる。「人力パワポです!」。


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